ホームベーカリーを購入しようと思って調べると、パナソニックとシロカがよく出てきます。
価格に差があるだけに、機能の違いはどこにあるのか気になりますよね。
そこでこの記事では、パナソニックのエントリーモデル「SD-SB4」とシロカのベーシックモデル「SB-1D251」を比較して違いを解説しています。
同じ1斤タイプで比較したよ!自分に合うホームベーカリーを見つけてね
ホームベーカリー「パナソニック」と「シロカ」のスペック比較
パナソニックの「SD-SB4」とシロカの「SB-1D251」の違いをスペック表で見比べてみましょう。
違う箇所は赤文字にしてあります。
ブランド | Panasonic | シロカ |
---|---|---|
品番 | SD-SB4 | SB-1D251 |
商品画像 | ||
カラー | ホワイト | ホワイト |
発売年月 | 2021年9月 | 2022年9月 |
タイプ | 1斤 | 1斤 |
消費電力 | 370W | 500W |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 241×304×337mm | 242×308×257mm |
重さ | 5.5kg | 3.6kg |
コード長 | 1.0m | 1.4m |
メニュー数 | 22種類 | 21種類 |
焼き色選択 | 3段階 (濃・標準・淡) | 3段階 (濃・標準・淡) |
予約タイマー | 最大13時間まで | 最大13時間まで |
イースト自動投入 | ○ | × |
レーズン・ナッツ自動投入 | × (時間になるとお知らせ) | × (時間になるとお知らせ) |
マイメニュー機能 | ○ | × |
蓋の取り外し | × | ○ |
価格 | 楽天 | 楽天 |
機能が優れているのはパナソニック、コンパクトで軽いのはシロカだよ!
ホームベーカリー「パナソニック」と「シロカ」の歴史
違いを見る前に、それぞれのメーカーについて簡単に説明いたします。
パナソニック(SD-SB4) | シロカ(SB-1D251) | |
---|---|---|
創業年 | 1918年 | 2000年 |
初代ホームベーカリー発売 | 1987年 | 2010年 |
パナソニックが初めてホームベーカリーを発売したのは1987年。
シロカは2000年に創業した会社で、2010年に初めてホームベーカリーを発売しました。
パナソニックは初めてホームベーカリーを発売したと言われるほど歴史のあるメーカーです。
独自に開発されたホームベーカリーは、パンの美味しさだけでなく壊れにくさでも定評があります。
高機能で安定したパン作りができるパナソニックの唯一の難点は価格が高いところです。
予算が合えばパナソニック製品を選べば間違いなし!
シロカは2000年に創業した比較的新しい家電メーカーです。
コーヒーメーカーや電機圧力鍋なども発売しており、手頃な価格・シンプルなデザイン・使いやすい機能で人気があります。
シロカの製品を見てみると色々な点で「ちょうどいい」と感じます。ちょうどいい価格、ちょうどいいデザイン、ちょうどいい機能。
メーカーとしての歴史は浅いですが、多くの人から支持されています。
初めてのホームベーカリーとしてシロカはおすすめだよ!
ホームベーカリー「パナソニック」と「シロカ」の違いは?
違い1. イースト自動投入機能の有無
パナソニック(SD-SB4) | シロカ(SB-1D251) |
---|---|
あり | なし |
高価格のホームベーカリーには必ずついているのがイースト自動投入機能。これがあるかどうかによって価格に差が出ます。
タイマー機能を使ってパン作りをする予定ならイースト自動投入機能はあった方がいいです。
なぜならドライイーストは塩に触れると発酵しにくくなり、水に触れると発酵が進むという性質があるからです。
タイマー予約だと数時間パンケース内に放置するので、その間にイーストが他の材料と混ざってしまうことも。
イースト自動投入機能があれば、ベストなタイミングでイーストを投入してくれるのでパンの焼き上がりが安定します。
違い2. メニュー
パナソニック(SD-SB4) | シロカ(SB-1D251) |
---|---|
22種類 | 21種類 |
メニュー数はほぼ同じだけど内容に違いがあるよ!
シロカは餅・ヨーグルト・焼き芋などといったパン以外のメニューも色々あります。
焼き時間などの所要時間の違いも見てみよう!
メニュー | パナソニック「SD-SB4」 | シロカ「SB-1D251」 |
---|---|---|
食パン | 4時間 | 3時間53分 |
フランスパン | 5時間 | 6時間6分 |
超早焼きパン | なし | 47分 |
早焼きパン | 1時間55分 | 2時間38分 |
パン生地 | 1時間 | 1時間55分 |
全体的にパナソニックの方が所要時間が短く済みます。
SB-1D251の超早焼きパンはなんと47分で焼けます。思い立ったらすぐに焼きたてパンが食べられるのは嬉しいですね。
※今回比較したパナソニックSD-SB4には超早焼きパンはありませんが、上位機種のSD-MDX4やSD-MT4には「60分パン」というメニューがあります。
成形~焼きは自分で行う惣菜パンなどを作る場合は、パン生地作りが1時間でできるパナソニックが活躍してくれることでしょう。
超早焼きパンを作りたいならシロカ、その他のメニューはパナソニックが早いよ!
違い3. マイメニュー機能の有無
パナソニック(SD-SB4) | シロカ(SB-1D251) |
---|---|
あり | なし |
パナソニック「SD-SB4」にはマイメニュー機能が搭載されており、お気に入りのメニューを登録できます。
違い4. サイズ
パナソニック(SD-SB4) | シロカ(SB-1D251) | |
---|---|---|
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 241×304×337mm | 242×308×257mm |
幅・奥行はほぼ同じですが、シロカの方が8cm低いです。コンパクトさを求めるならシロカの方がいいでしょう。
違い5. 重さ
パナソニック(SD-SB4) | シロカ(SB-1D251) |
---|---|
5.5kg | 3.6kg |
シロカの方が約2kg軽いです。
常に置いておくスペースがあるのなら気にならない差だと思いますが、使う度に動かす場合は軽さもポイントですよね。
違い6. 蓋の取り外し
パナソニック(SD-SB4) | シロカ(SB-1D251) |
---|---|
外せない | 外せる |
シロカSB-1D251は本体から蓋を取り外すことができ、清潔に使えます。
パナソニックSD-SB4は、上ふた(イーストを入れておく部分の蓋)は外せますが、本体のふたは外せないので汚れたらぬれふきんで拭きます。
違い7. 価格
パナソニック(SD-SB4)の方が高いです。
イースト自動投入機能が必要な人や、パン生地作りをよく使う人にとっては価値のある価格差だと思います。
ホームベーカリー「パナソニック」と「シロカ」どっちがいい?
「パナソニック」がおすすめな人
「シロカ」がおすすめな人
ホームベーカリー「パナソニック」と「シロカ」の違いまとめ
イースト自動投入機能やパン生地作りの速さが、パナソニックの魅力。口コミでも「美味しいパンが焼ける」「壊れにくい」と高評価を得ています。
パンが好きで美味しいパンを家で焼きたいという方には、高機能なパナソニックをおすすめします!
シロカはお手頃価格でコンパクト。イースト自動投入機能はありませんが、超早焼きパンや餅つき、ヨーグルトが作れるなどの魅力があります。
ホームベーカリーを買っても使いこなせるか心配、という方には初めてのホームベーカリーとしてシロカをおすすめします!