POWER X7 ワイヤレスイヤホンのレビュー

結論から書きます。
おススメできるイヤホンです。
音質も良く、操作性も良いです。
ストレスなく使えます。
1年保証がつき、ユーザー登録も済ませば2年保証になるようです。
ことごとく無線イヤホンに嫌われている私です。
AirPods も耳にあいません。
頻繁にポロリと耳から落ちます。
AirPods がダメなのではなく、私の耳の形状がダメなようです。
子供に譲りました。
無線イヤホンをいくつか試しましたが、使い続けている製品はありません。
やはり耳から落ちる、、耳の穴が痛くなる、無線接続がよく切れる、音質が悪すぎる、
常にノイズがある、充電関係に問題がある、、等。
今回レビューする製品が思いのほか良かったです。
私は男性で普段は有線オンイヤーヘッドフォン派です。
けれども、イヤホンを使いたい場面が多々あります。
外出中にイヤホンがあれば、音楽を聴きたい場面はよくあります。
最近では、自分の部屋を子供に譲り、妻の寝室の一部を自分の居場所としました。
さて困りました。
夜中に音楽をずっと聴いていたくても、普段使いのオンイヤーヘッドフォンだと音漏れしてしまいます。
オーバーイヤーヘッドホンだと暑いので、ずっとつけていられません。
そこで無線イヤホンに再チャレンジです。
POWER X7 ワイヤレスイヤホンをレビューします。
POWER X7 ワイヤレスイヤホンのスペック

■ Bluetooth仕様:Ver 5.3
■ 対応プロファイル:A2DP AVRCP HSP HFP
■ コネクタタイプ:Type C
■ パッケージ内容:本体、充電ケース、イヤーチップ(3種)、取扱説明書、カスタマーサポート
イヤホン本体のスペック
イヤホン(本体) | |
---|---|
サイズ(片耳) | 約 W 2.65 × D 2.3 × H 3.5 cm |
重量(片耳) | 約 4 g |
充電時間 | 約 1.5 時間(※ケースからイヤフォンへの充電時間) |
音楽連続再生時間 | 約 7 時間(音量80%使用時) |
通話時間 | 約 7 時間(音量 80 % 使用時) |
専用設計10mmドライバーを搭載。
ケースと合わせ35時間再生(イヤホン7時間+ケース28時間)。
充電ケースのスペック
充電ケース | |
---|---|
サイズ | 約 W 5.8 × D 4.0 × H 2.7 cm |
重量 | 約 27 g |
電池容量 | 350 mAh |
充電時間 | 約 2.5 時間(※充電ケースの充電にかかる時間) |
コネクタタイプ | Type C |
ケースについては、体積は、ほぼAirPods と同じ位でしょうか。
丸いデザインがやさしいですね。
黒と光沢のあるガンメタのツートンも良い色の組み合わせです。
バリなどなく精度も高いです。
具体的には、手動接続ボタンは、どこにあるの探してしまった程です。
イヤホンを収める時も、カチっとマグネットが吸着してくれるのが心地よいです。
充電時間と再生時間
充電時間・再生時間 | |
---|---|
充電時間 | 約 1.5 時間(※ケースからイヤフォンへの充電時間) |
音楽連続再生時間 | 約 7 時間(音量80%使用時) |
通話時間 | 約 7 時間(音量 80 % 使用時) |
POWER X7 ワイヤレスイヤホンの再生時間検証
数時間ケースごと充電したあと、7時間連続再生できるか試してみました。
ケースの充電は初日のみで、あとの2回はケースの充電はなしです。
iPhone SEを使いSpotify広告ありをノンストップで試してみました。
お気に入りの曲(530曲)をランダム再生します。
80年代のロックを中心にいろいろと洋楽のみ。
再生音量は最大から2つ下げたところを基本にしました。
2日目、3日目は好みの音にしたので曲によっては、ついつい音量最大にした場面も増えました。
検証:1日目
1日目
夜中1:45 スタート
朝8:32 左側が切れる
朝8:45 右側が切れる
説明書通り、約7時間再生できました。
検証:2日目
朝4:00 スタート
朝10:12 左右とも数十秒の誤差で切れる。
約6時間の再生ができました。
前日より1時間少ないのは、2つ考えられます。
前回との違いは、ケース充電のみです。
または、この日からイコライザーで好みの音に設定しました。
気分の良い音になったので最大音量にする場面も増えました。
このあたりが影響しているかもしれません。
6時間再生できれば、自分の使用環境では満足です。
検証:3日目
夜中1:10 スタート
朝7:26 左側が切れる
朝7:30 右側が切れる
6時間以上再生できました。
1回ケースを充電すれば、これ以上の再生ができるの事を確認できました。
予想以上の良い結果です。
左右の電池の充電量のブレもほとんどないのが素晴らしい。
この機種、片方が切れても再生を続けます。
AirPodsと違い、片方はずしても再生が続きます。
たまに片方はずして、耳に新鮮な空気を送ったりして快適に使用できました。
充電と再生時間に関しましては、まったく問題なかったです。
POWER X7は使い心地のよいワイヤレスイヤホン
最初のiPhoneとのペアリング設定も問題なく接続できました。
2回目からは、ケースを開けた瞬間にペアリングされるのが快適。
これがすごく良いですね。
ケースを開けた時や充電が切れる数分前にアナウンスがあります。
電源が切れる時にもアナウンスがあります。
初めて聞いた時、「マジか?なんでこの声にしたのよ??」と違和感ありました。
「充電してください」
第一印象は、近所の時計屋に時計の修理をお願いした時の年配の店主の声。
時計屋のおじさまをイメージしたのは、これ↓かな。
「時計の電池は切れたらすぐに交換してください。そのままにすると壊れます。」
はい。想い出の時計は壊れておりました。
おじさまの声は、どっぷり入り込んでいた音楽の世界から一瞬で現実に引き戻してくれます。
数日使用してみて、初めの違和感と違い、この声を聞くと「今日も人として真面目に生きていこう」と思ったりします。
今では「おじさんがそろそろ来る時間だ」とソワソワしてしまいます。
別におじさんに恋したわけでもなく、ソワソワするのは「この曲が終わるまで邪魔しないでくれ」って気持ちだったりします。
500曲以上からランダムで、やっと懐かしの1曲がかかった時に邪魔されたくないですよね?
アナウンスについて書きましたが、これってiPhoneの機能なのかは不明。
調べる気なし。
あと、今回ろくに説明書を読んでません。
直観的に使えました。
Bluetooth経験者なら、直観的に使えそうです。
ただ、なんだかアナウンスの声が新鮮に感じたので書いてみました。
おじさまの声とは、私が流行にうといだけで、ナウいのかもしれませんね。
鳥形パッケージ

鳥形のパッケージもナウいですね。
なぜ鳥なの?ネコや魚じゃないの?って疑問もなんとなく解決しました。
公式サイトを拝見すると、どうやら鳥の保護をしているようです。
余談:POWER電器はモバイルバッテリーも面白い

POWER電器の別製品、POWER X3 モバイルバッテリーも持っています。
表面が布で、質感もデザインも良い製品です。
この製品も同様。
「新しい世界を創造するPOWER」の文字は賛否がわかれそうです。。
おもいきったデザインだと思いますよ。
「POWER」の文字は社名でなくバッテリーとも読み取れます。
社名のロゴが大きく入っている製品は普通にあります。
モバイルバッテリーはバッグに入れて普段隠れる製品です。
けれども人目に触れるバッグにも大きな文字で社名が入った製品も好まれております。
「CHANEL」とか「adidas」「PUMA」など見かけます。
けれども「新しい世界を創造する」まで入れているのは、これデザイン的に抜け狙っている??
英語表記だったらデザイン的にOK??
漢字は海外販売戦略の為のデザイン??
家電品やガジェットで、キャッチコピーのような文字まで入れているのは初めて見たかも。。
「パナソニック」も以前は「明るいナショナル」と歌まで作って数十年も広告してきました。
ナショナルの家電品に「明るいナショナル」と大きく書かれてる事はなかったかと。。
キャッチコピーはパッケージまでが王道のようです。
スナック菓子は袋がパッケージなので、それにキャッチコピーがあっても違和感ありません。
ドンキホーテの箱入り9缶のコーンの缶詰など、箱はキャッチコピーだらけです。
箱を開けて、缶が素の金属のままでこれも新しさを感じました。
こちらのバッテリーもそんな意味でもデザインが新しいです。
布地の質感もスペックも良いのです。
文字のデザインも最初の違和感もすぐに慣れました。
隙のない抜群の見栄え女性と付き合うのは疲れるのではないでしょうか??
少し抜けてる部分があった方が女はかわいいですよね??
家族も同様、外見うんぬん関係なく一緒に居ますよね??
最初の違和感も10日も一緒に居ると慣れてしまいました。
こちらのPOWER X3 モバイルバッテリーは、それだけじゃないのです。
誰も気づかないかもしれませんが側面には「良識 正義 ポジティブ 健康 ユーモア」と印刷されております。

初見は「ここにもか!」とうっすらと書かれた呪文でも見つけた感覚を覚えました。
しっかり意味を理解しながら読むと呪文でなく、大変役立つ単語です。
社訓なのでしょうか。
いつも持ち歩くモバイルバッテリー。
外出先で何か問題が発生したり判断に迷っても悩む必要がなくなります。
「良識 正義 ポジティブ 健康 ユーモア」の5つの単語が解決してくれます。
今持っている困った問題をこの単語にあてはめて、できることを行動に移してはいかかでしょうか?
きっと良い方向に事態は動いていくでしょう。
この単語にあるように、ポジティプに考えると希少なデザインなのではと思います。
性能がきちんとしていて、手触りの良い表紙の本や手帳を持ち歩いているような感じです。
今後のPOWER電器さんの製品に注目です。
タッチセンサー
イヤホンのレビューに戻ります。
タッチセンサーの反応は良いです。
これにつきましては、私の指が少し特殊です。
趣味でエレキベースをしていて、指の皮が厚いです。
スマホの入力も打てたり打てなかったりでストレスです。
特殊な指なので、タッチの回数で操作する機能は初めからあきらめていました。
けれども、なぜかうまくいく。
右側3回タッチでボリュームを上げる場合、ほぼ成功します。
ボリュームMAXで「ピピ」とアナウンスあります。
たまに叩き方が悪いと2回と認識して次の曲へスキップされます。
これも数日したら叩き方のコツを覚えて、ほぼ失敗なし。
一時停止したい場合は、指でなく手のひらで、どちらかを叩いても反応してくれるのがありがたい。
再生も、どちらかを叩くと始まります。
蚊をたたく感じ。
反応の悪い特種な指先の私にもストレスなく使えます。
どっちか叩けば無音になり、なにかと便利です。
再生スタートも、どっちか叩けばよいだけ。
電話着信も同じように一度叩くと会話できます。
スマホ画面の再生ボタンを指でタッチするよりうまくいくのは意外でした。
POWER X7 ワイヤレスイヤホンの音質
フラットで素性の良いイヤホン
第一印象は、「フラット」です。
味付けが少な目なイヤホンに感じました。
あくまで個人的感想です。
少し押し込むとしっかり低音でています。
押し込んだだけで、かなり印象がちがいます。
付属のイヤーピースを一番小さなモノに付け替えました。
押し込み方や角度を変えると聴こえ方がかなり変わります。
例えば奥歯を食いしばるだけで、低音が増しました。
素性が良さそうなので好みの音を作れるのをこの時点で確信。
専用設計10mmドライバーが貢献しているのでしょうね。
軽くて疲れない
1日目はイヤーピースを小さいサイズに替えただけで聴きましたが、疲れ知らず。
聴き疲れも、装着の疲れもナシ。
常に発生しているノイズもなし。
Spotifyの広告の終わりに少し間がある時があります。
その時に、まったくの無音なので「接続切れたかな?」と思ってしまいます。
よって接続ノイズなしで優秀です。
久しぶりの無線イヤホンに、配線がなく軽いっていいなぁと実感。
2日目は、イヤホンのつけ方も工夫してみました。
トイレ時、男性の私は立ったまま、落とすんじゃないかと頭を後ろにのけぞり気味。
まぬけです。
対策します。
画像のように上下逆さまに装着。

ひっかかりができて、いい感じ。
左右を入れ替えてみると、角度のせいか音もよくなっています。
頭を激しくふっても落ちる気配なし。
すごく良いので2日目はこのまま左右を入れ替えて聴きます。
聴きなれていている曲で、自分でもベースで弾いている曲が特によかったです。
いつもは左から聴こえるベース音が右から聴こえます。
左右入れ替えると、聴く側から演奏者側の立場で聴けたのが新たな発見。
自分で演奏している気分で楽しめましたよ。
ただし、ゲームをするときは、左右正しく装着ですね。
足音や銃声など反対方向から聞こえてしまいますね。
この左右逆、マイク上向きでも通話は問題なくできます。
相手の声も良く聞こえます。
アップルウォッチで会話している時より、よく聞こえているそうです。
イコライザで好みの音にアレンジ
装着位置が決まったので、好みの音にしてみました。
人によっては、痛くても音質重視で、ベストの音が聴ける位置を探るかもしれません。
私は、長時間つけていても快適な付け心地で、ある程度音質も良い位置を決めてから設定します。
これから書くことは、あくまで自分好みの設定です。
まったく参考にならないと思いますが、こんな事しましたってことで書いてみます。
具体的には、Spotifyのイコライザ設定で以下にしました。
ホーム画面→左上の自分のアイコン→設定とプライバシー→再生→イコライザ
ここにSpotifyのイコライザーは用意されています。

高音域は長く聴いていると疲れる体質なのでOFF.。
Spotifyのイコライザーでは低音は60Hz以上から設定できるので最高値あたり。
それ以下の低音は設定できないようです。
知り尽くした曲が流れた時にベースラインが聴こえるか確認。
ドンシャリでなく、ドンですね。
シャリもあったほうが低音は引き立つけど、これが好み。
中域は、女性ボーカルの高音が耳に刺さらないあたりで設定。
具体的には、今回はスザンヌヴェガの曲「トムズダイナー」で調整。
アカペラの伴奏のないボーカルのみの曲です。
80年代の曲ですが、録音状態が良いので息遣いも聞こえます。
唇の動きや、歯と舌の位置までイメージできるような曲です。
この曲で高音を削りに削っても、息づかいがしっかり聴こえればOKとします。
シニード・オコナーの曲「Nothing Compares 2 U」で調整する時もあります。
この曲で高音が刺さらない感じで調整。
この曲だと低音も同時に調整できます。
このイヤホン向けの設定にしてみました。
結局、調整を済ませても、全曲が好みになるって事はないです。
曲ごとにイコライザ設定をあてるのが理想ですが、現実的ではありません。
何曲か聴きながら、イコライザの微調整をしておしまい。
微調整というか、おおざっぱな設定ですね。
こんなもんかな?ってところで妥協。
オーディオの世界は、沼にはまる前に妥協しないと財産なくしますので妥協も大事かと。
iPhoneで大音量にしても、気持ち良い歯切れのよい低音を聴かせてくれました。
余談になりますが、上記イコライザ設定ですと自分の車では低音強すぎになります。
わりと鉄板の厚そうなドイツ車に厚めのマットですが、足の裏にもドコドコと振動が伝わります。
普通の音量でも内装が震え、びびり音を出しています。
音圧を感じられて良いのですが、家族からクレームありそうです。
このイヤホンが気に入ったので、Spotifyの設定はこのままにします。
車側の設定で低音を少し弱める調整をしました。
普通音量でも重低音を腹に感じ、ビートを心臓で感じる好みの設定ができました。
また、話を戻しますが、イヤホンを装着する位置や角度で聴こえ方がかなり変化します。
このイヤホン、ちゃんと良い音が出ていますよ。
イヤホンつけたまま寝てしまいました。
うとうとした眠りにつく前の数分でしょうか。
瞑想状態とでもいうのでしょうか。
こんな音が入っていたのかと体が宙に浮いたような音楽と一体化したような経験しましたよ。
これが本当に気持ちいい。
良いヘッドフォンで、うとうとした時にたまにある同じ体験できました。
この体験中は、普段は脳が音楽にフィルターかけてるんだっていつも思います。
個人的には、この体験がやりやすくなったのが一番の収穫かもしれません。
無線イヤホンは、布団の上でゴロゴロできるので良いですね。
10日間連続使用してみた【 POWER X7 ワイヤレスイヤホン 】 レビューまとめ
POWER X7 ワイヤレスイヤホンですが、
この価格帯でしたら、当たりイヤホンです。
10日間連続使用してみて、何も問題なく快適です。
デザイン、充電、再生時間、着け心地、音質、接続状況など問題が見当たりません。
YouTubeにてライブ映像やインタビューを観ましたが、音の遅れもありません。
通話も問題ありません。
快適に使用できております。
小さなサイズで軽く、音もよく、気に入りました。
自分と似たような使い方をする方には、良いのではないでしょうか。
耐久性は未知ですが、ユーザー登録で2年保証も受けられるとのことですので安心感もあります。
コスパが良い製品ではないでしょうか。
おススメできるイヤホンです。