家電

ドライヤーの選び方は?風量や温度などポイント別に解説

ドライヤーの選び方
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  • 「ドライヤーってどうやって選べばいいの?」
  • 「種類が多すぎて分からない」

こんなお悩みありませんか?

そこでこの記事では、ドライヤーの選び方についてポイント別にまとめています。
機能別・目的別に分けてドライヤーの選び方を解説していますので、ドライヤー選びに迷っている方はぜひ最後までご覧ください。

monoちゃん
monoちゃん

この記事はこんな人におすすめ!

  • ドライヤーの選び方を知りたい
  • 自分に合ったドライヤーが欲しい

ドライヤーを選ぶにあたって

あなたがドライヤーに求めるものは何ですか?

ドライヤーを使う目的は「髪を乾かす」ということ。しかし髪を乾かせればいいのなら自然乾燥でもいいはず。

髪を乾かす以外に何かを求めてドライヤーを使用するのだと思います。

「速く乾かしたい」「綺麗な髪になりたい」「ジムに持ち運びたい」など、人によって希望することは様々でしょう。

ドライヤーを使う目的を明確にすると、自分に合ったドライヤーをスムーズに選べますよ。

ドライヤーを選ぶ6つのポイント

ドライヤー選びのポイント
ドライヤー選び6つのポイント
  1. 風量
  2. 温度
  3. 重さ
  4. 消費電力
  5. 搭載イオン
  6. 価格

それでは、それぞれのポイントを詳しく見てきましょう!

ドライヤーの選び方ポイント① 【風量】

「風量」は髪を速く乾かすために最も重要なポイントです。

スペックをみると「〇〇㎥(立方メートル)/分」と書かれていて、見慣れない数字で戸惑う方もいるかもしれません。
これは「1分間に送風できる空気の体積」で、数字が大きいほど風量が大きくなります。

一般的なドライヤーの風量は1.3㎥/分なので、これを基準に考えるといいでしょう。
ロングヘアの方や毛量が多い方、短時間で乾かしたい方は1.5㎥/分以上がおすすめです。
大風量を売りにしているドライヤーには2.0㎥/分以上の製品もあります。
ただし風量が大きいほど音も大きくなるので、その点も考慮して選びましょう。

ドライヤーの選び方ポイント② 【温度】

「温度」も髪を乾かす上で必要なポイント。冷風だけではなかなか乾きません。逆に高温をあてすぎると髪が傷んでしまいます。

速く乾かすためには風温より風量の方が大事なので、高温な方が良いというわけではありません。
大抵のドライヤーの温風は80℃~120℃に設定されています。

120℃以上の高温は髪と地肌にあてすぎないよう距離を取るか、短時間で済ませましょう。
頭皮の環境を良くしたい方には、60℃程度の低温モードがついているタイプがおすすめです。

美容師さんは、ドライヤーと髪の距離で温度を調整していますが、最近の家庭用ドライヤーには自動で温度調節してくれる製品もあります。そういったドライヤーを使えば自宅でも美容院の仕上がりが実現できます。

手軽にツヤを手に入れたい方は、少し高くても自動温度調節機能のついているドライヤーがおすすめですよ!

ドライヤーの選び方ポイント③ 【重さ】

数分間片方の腕を上げて使うドライヤー。少しでも軽い方が楽ですよね。500g以下だと女性でも使いやすいです。とにかく軽い方が良いという方は400g以下のドライヤーが良いでしょう。

ただし軽くても風量が少ないと時間がかかるので疲れてしまいます。逆に大風量なら短時間で済むので少し重くてもOK。
高性能ドライヤーは風量が大きく速乾性に優れているため、短時間で乾かせます。

高性能のドライヤーを求めるなら600g~700gは許容しましょう。
軽いドライヤーを長時間使用するより、ある程度性能の高いドライヤーの方が楽に乾かせることもありますよ!

ドライヤーを持つのに疲れてしまう方、両手でブローしたい方にはドライヤースタンドもおすすめです。

ドライヤーの選び方ポイント④ 【消費電力】

ドライヤーの一般的な消費電力は700W~1200W。

人気のパナソニック・シャープ・ダイソンのドライヤーは1200Wのモデルが多いです。速乾性を売りにしているドライヤーの中には1300Wを超える製品もあります。

洗面所のコンセントは1200Wの家が多いです。ワット数を超えるドライヤーを使用するとブレーカーが落ちたり、火事の恐れもあります。
1200Wを超える場合はドライヤーを使う場所のコンセントが対応しているか確認した方がいいでしょう。

ドライヤーの選び方ポイント⑤ 【搭載イオン】

現在販売されているドライヤーにはイオンが発生する機能がついているものがほとんどです。「マイナスイオン」が有名ですが、各メーカーオリジナルのイオンを搭載しているドライヤーもあります。

ドライヤーでヘアケアしたい方は搭載されているイオンの種類にも注目してみましょう。

メーカーオリジナルイオン
  • パナソニック:ナノイー
  • シャープ:プラズマクラスター
  • テスコム:プロテクトイオン
  • ReFa:ハイドロイオン

イオンにはツヤのある潤った髪に仕上げる効果があります。
独自のイオンを搭載しているメーカーもあり、例えばパナソニックの「ナノイー」の水分量は「マイナスイオン」の約1000倍。
きれいな髪にこだわる方は、各メーカーのイオンの効果も一つの判断材料にしてみてはいかがでしょうか。

ドライヤーの選び方ポイント⑥ 【価格】

ドライヤーの価格帯
  • ~5,000円…機能を絞ったシンプルなドライヤー
  • 5,000円~10,000円…速乾性などドライヤーとしての機能はOK!コスパを求める人に人気の価格帯
  • 10,000円~30,000円…速乾性+髪質改善などヘアケア効果が期待できる。機能性を求める人に人気の価格帯
  • 30,000円~ 速乾性+ヘアケア効果+美顔効果など高機能。ハイスペックな高級ドライヤー

近年ドライヤーの価格は上がっており、1万円超えの製品も多く、高級なものだと6万円を超えるものもあります。

高ければ高いほどいいかというと、そうとは言えません。なぜならドライヤーに求めるものが人によって違うからです。
高機能なドライヤーはモードが色々あって使いこなせない人もいるでしょう。

  • 「速く乾かせればそれでいい」
  • 「持ち運びたいのでとにかく軽いものがいい」
  • 「頭皮に優しいドライヤーが欲しい」
  • 「乾かすだけでなく、ケアしたい」
  • 「静かに乾かしたい」

などと、ドライヤーを使う一番の目的をはっきりさせることが大事です。

ドライヤーの選び方 目的から選ぶ

ドライヤーで綺麗な髪を手に入れられます

ここまでは機能で選ぶ際のポイントを解説いたしました。
ここからは「【目的別】ドライヤーの選び方」について解説いたします。

ドライヤーを使う目的には以下のようなものが挙げられます。

  • 速く乾かしたい
  • 綺麗な髪になりたい
  • 静かに乾かしたい
  • 持ち運びたい・コンパクトに収納したい
  • 海外で使いたい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ドライヤーの選び方 目的から選ぶ① 速く乾かしたい

ドライヤーの選び方ポイント①にも書いてある通り、風量の大きなドライヤーを選ぶと良いでしょう。
速乾性を求めるなら1.5㎥/分以上がおすすめです。

ドライヤーの選び方 目的から選ぶ② 綺麗な髪になりたい

ドライヤーの選び方ポイント②の温度や、ドライヤーの選び方ポイント⑤のイオンに注目して選ぶと良いでしょう。
自動温度調節機能+イオン搭載でツヤのある綺麗な髪を目指せます。

ドライヤーの選び方 目的から選ぶ③ 静かに乾かしたい

一般的に風量が大きいと音も大きくなる傾向にあります。
さまざまなメーカーから静音性を売りにしたドライヤーが販売されているので、静かに乾かしたい方はそういった製品を選ぶと良いでしょう。
スペックに「dB(デシベル)」が記載されている場合は、60dBぐらいまでのものがおすすめです。

ドライヤーの選び方 目的から選ぶ④ 持ち運びたい・コンパクトに収納したい

ジムや旅行に持って行きたい方は、できるだけコンパクトで軽いドライヤーがいいですよね。
また、ドライヤーの収納場所が決まっている方も、その場所にあったサイズのものを選びましょう

スペックに記載されている本体サイズ・重量をチェックするとともに、折りたためるかどうかもポイントです。
さらに充電式などのコードレスタイプなら外出先でも使いやすいので、候補の一つとしてもいいのではないでしょうか。

ドライヤーの選び方 目的から選ぶ⑤ 海外で使いたい

海外は日本と電圧が異なります。一般的な日本のドライヤーは海外では使えません。
海外で使うのが目的なら、海外対応のドライヤーを選ぶ必要があります。

メーカーで選ぶ

もし信頼できるメーカーやお気に入りのメーカーがあるのなら、そのメーカーのドライヤーの中から選ぶのも良いでしょう。

ドライヤーの主なメーカー
  • パナソニック(Panasonic)
  • テスコム(TESCOM)
  • コイズミ(KOIZUMI)
  • シャープ(SHARP)
  • ダイソン(dyson)
  • リファ(ReFa)
  • サロニア(SALONIA)
  • キヌージョ(KINUJO)

パナソニック(Panasonic)

ドライヤーの国内シェアNo.1。信頼のおける日本メーカーの一つです。
ナノイー搭載で髪ケアと速乾の両方が実現可能な「ナノケア」シリーズ、マイナスイオン搭載でコスパのいい「イオニティ」シリーズの二つのシリーズが人気。
特に「ナノケア」はリピーターも多い人気のドライヤーで口コミでも高評価を得ています。

テスコム(TESCOM)

日本の家電メーカー。
5,000円以下のリーズナブルなドライヤーから2万円を超えるプロ向けドライヤーまで豊富なラインナップ。
プロ向けの「Nobby(ノビー)」シリーズと「ione(イオネ)」シリーズが人気です。
2.5㎥/分以上の大風量、1500Wの大風速ドライヤーなどパワフルなドライヤーを開発販売しています。

コイズミ(KOIZUMI)

1716年に創業された日本の総合家電メーカー。
5,000円以下の低価格なドライヤーが多く、高いものでも1万円台で購入できます。
「MONSTER(モンスター)」シリーズと「SalonSense(サロンセンス)」シリーズが人気。
「大風量」「折りたたみ」「ポケットサイズのミニドライヤー」など、様々なニーズに応えてくれます。

シャープ(SHARP)

1万円以下の低価格モデルは少なく、1~2万円台の製品がメイン。
「beaute A(ボーテアー)」シリーズが人気。
独自のイオンプラズマクラスターが搭載され、ヘアケアもできるドライヤーとして口コミでも高評価を得ています。

ダイソン(dyson)

ドライヤーのデザインに革命を起こしたダイソン。
イギリスで創業し、2019年からはシンガポールに本社を移転した会社です。
羽根のない扇風機の技術を生かしたドライヤーを販売しています。
4万円前後と高級ですが、そのデザインとパワフルな風量で速乾性を求める人から人気のドライヤーです。

リファ(ReFa)

美容ローラーで有名なリファ。
株式会社MTG(愛知)の美容ブランドで2018年からヘアドライヤーを発売しています。
4万円超えの高級ドライヤーで美容意識の高い女性から人気のメーカーです。
独特なのは高温でも60℃という低めの温度設定。髪と頭皮に優しいドライヤーです。

サロニア(SALONIA)

株式会社I-ne(大阪)の美容家電ブランドSALONIA(サロニア)。ヘアアイロンが人気です。
大風量・軽量・折りたたみ式・マイナスイオンと様々な機能を兼ね備えたドライヤーを販売しています。
リーズナブルな価格も魅力。

キヌージョ(KINUJO)

2021年ドライヤー業界に参入の新しいメーカーです。
軽量(363g)でありながら2.2㎥/分の大風量を実現。
ドライヤーらしくない斬新なデザインも人気の理由の一つです。

ドライヤーの選び方|まとめ

ドライヤー選び6つのポイント
  1. 風量
  2. 温度
  3. 重さ
  4. 消費電力
  5. 搭載イオン
  6. 価格
ドライヤーを使用する目的
  • 速く乾かしたい
  • 綺麗な髪になりたい
  • 静かに乾かしたい
  • 持ち運びたい・コンパクトに収納したい
  • 海外で使いたい

使用する目的をはっきりさせて、ドライヤー選びの6つのポイントに注目して選びましょう。