アマゾンのkindle端末の中から人気の2モデル『Paperwhite』『Oasis』を比較してまとめました。
この記事はこんな人におすすめ!
・自分に合ったKindleを買いたい
・Paperwhiteとoasisの違いが知りたい
アマゾンのkindle端末には以下の5機種があります。
- Kindle(通称『無印』)
- Paperwhite(ペーパーホワイト)
- Paperwhite シグニチャーエディション
- Oasis(オアシス)
- Kindle Scribe(スクライブ)… NEW!2022年発売。手書き入力できる
- キッズモデル
この記事では、kindle端末でも特に人気のある『Paperwhite』と『Oasis』の2機種に絞ってその違いを比べています。
『無印』『キッズモデル』『Kindle Scribe』は除外してkindleの購入を検討している方に向けた記事です。
『Kindle Paperwhite』と『Kindle Oasis』の違い
初めに述べておきますと、『Oasis』はKindle端末の中で最上位機種です。(→ 最上位機種は2022年11月発売の「Kindle Scribe」に変わりました。)
そのため価格も高いのですが、「スペックの高いKindleが欲しい」という方は、『Oasis』を購入されると快適な読書生活が送れるでしょう。
『Kindle Paperwhite』と『Kindle Oasis』の主な違いは以下の通りです。
※ 第11世代の『Paperwhite』と第10世代『Oasis』との比較です。
製品名 | 『Paperwhite(ペーパーホワイト)』 | 『Oasis(オアシス)』 |
デバイスサイズ | 174 mm x 125 mm x 8.1 mm | 159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm |
充電ケーブル | USB-C | micro USB |
接続 | wifi | wifi またはwifi + 無料4G |
容量 | 8GB/16GB | 8GB/32GB |
フロントライト | LED 17個 | LED 25個 |
重量 | 205g | 188g |
ディスプレイ | 6.8インチ | 7インチ |
ページ送りボタン | – | 〇 |
明るさ自動調整機能 | – | 〇 |
自動画面回転機能 | – | 〇 |
価格 | 15,980円から | 29,980円から |
リンク | Amazon | Amazon |
『Oasis』の方が価格が高い分、機能面で充実しているんだね!
ディスプレイサイズの違い
- 『Paperwhite』は、6.8インチ
- 『Oasis』は、7インチ
第11世代の『Paperwhite』と第10世代『Oasis』ではディスプレイサイズの差はわずかです。
重さの違い
- 『Paperwhite』は、205g
- 『Oasis』は、188g
『Oasis』の方が軽いです。20g弱の差ですが、長時間読書する時にはこの差が大きく感じられるでしょう。
価格の違い
- 『Paperwhite』は、8GBが15,980円から
- 『Oasis』は、8GBが29,980円から
機能の違いを見て、14,000円の差額分のメリットを感じられるかどうかがポイントですね。
充電ケーブルの違い
『Paperwhite』は11世代になってからUSB-Cに変わりました。『Oasis』も11世代が発売されればUSB-Cになるのかもしれませんが、現状はmicro USBです。
『Kindle Paperwhite』になく、『Kindle Oasis』にある3つの機能
ここでは『Paperwhite』には備わっていない、『Oasis』の魅力的な機能について見ていきましょう。
ページ送りボタン
画面をタップしても反応しなくてイライラしてしまう経験ありませんか?
『Oasis』には物理的な「ページ送りボタン」が本体についていて、持っている状態から大して指を動かさずにページをめくることができるのです。画面タップにしてもスワイプにしても、持っている状態から意外と大きな指の動きが必要ですよね。『Oasis』なら、最小限の指の動きでページをめくれるのでスマートに読書を楽しむことができます。
反応しないイライラがなく、片手で操作できるというのが魅力です。実際購入された方のレビューを見ても「ページ送りボタンが快適!」という声が多く見られます。
もちろんスクリーンタップやスワイプでページ送りもできます。
明るさ自動調整機能
使っている場所の明るさによって画面の明るさを自動調整してくれる機能。『Paperwhite』にはない『Oasis』の魅力のひとつです。
明るい外で読んだり、寝る前の暗い部屋で読んだりと、環境が変わる方にとって嬉しい機能ですね。
自動画面回転機能
『Oasis』は自動画面回転機能を搭載しています。
普段は利き手で持って読んでいても、反対の手で持ちたい時もありますよね。当然その際はボタン側を持つので本体の上下を逆さにすることになります。
すると画面も合わせて反転してくれるだけでなく、ページ送りボタンも自動で切り替わってくれるのです。これならストレスなく持ち替えることができますね。
実際の使い心地はどう違うの?
「スペックの違いは分かったけど、使い心地の違いは?」という疑問もありますよね。スペックの差によって実際の使い勝手がどう違うのかと言いますと、、、『Oasis』の方が持ちやすく読みやすいと言えます。
『Oasis』は画面部分は『Paperwhite』より薄いのですが、ボタン側に厚みがある形。そこに手が引っかかり、滑りにくくしっかり持ちやすいようになっています。
ページ送りボタンがついていることと、この形状のおかげで「片手で持って、スマートにページをめくる」ことができるのが『Oasis』の大きな魅力です。また、『Paperwhite』より軽いことも片手での読書に向いていると言えます。
持ちやすいのは魅力だよね!
『Kindle Paperwhite』と『Kindle Oasis』の口コミ
実際に『Paperwhite』や『Oasis』を使っている方の声を見てみると、自分にどちらが向いているか判断しやすくなると思います。
皆さん悩みながらどちらかを選択していて参考になりますよ。
Kindle Paperwhiteを薦めるレビュー・口コミ
まず『Kindle Paperwhite』をおすすめする方のレビュー・口コミを見てみましょう。
Kindle oasis
— サラダエレガンス@フジさん (@NH56203672) December 23, 2022
合わない気がしている…
7インチでpaperwhiteより読みやすい感じはあるんだけど、
本体が持ち運びにくい。
ディスプレイ部分薄いのでそのうち割ってしまいそうで怖い。
そもそもpaperwhiteに慣れすぎて、
ボタンでページめくりに慣れない
Kindle Oasis の物理ボタンは便利ですが、背面のアルミ?金属?が扱いにくいこともありました。
— 小迫 正実 @OPERe (オペリ) (@masamikosako) August 6, 2022
Paperwhite は、ほんのりグリップの効く素材でよいですね。
読むという行為を考えると、やはりOasis より Paperwhite が良いと思いました。
ということで、たくさん読むぞー!
半年くらい前に大枚はたいてKindle Oasis買ったのに軽さと手軽さでpaperwhite(シグニチャーver.)ばかり使っている。タイプCなのがありがたい。
— 柑📙📚 (@kanro_booklife) December 27, 2022
物理的なページ送りボタンが必要か不要かが大きなポイントのようです。
Kindle Oasisを薦めるレビュー・口コミ
次に上位機種の『Kindle Oasis』をおすすめする方のレビュー・口コミを見てみましょう。
Kindle Paperwhite(左)とKindleOasis(右)
— Natsumi (@ladypuipui) July 18, 2022
画面がとても大きい軽い持ち手があるの持ちやすい pic.twitter.com/mL5hsLtXyO
プライムデーで買ったのは Kindle Oasis
— Kashiwagi@プロジェクトデザイナー (@kashiwagi_note) October 14, 2020
Paperwhiteを使っているけど、ページめくりが面倒になってきたのが主な理由。
あとお風呂で読むという体験もしてみたい
Kindle Paperwhite と Kindle Oasis を両方持ってるけど
— よしはる (@Yossy_Hal) November 16, 2022
後者は物理ボタンが付いているおかげでページめくりが楽でとても良い
Kindle Paperwhite使ってて何の不自由も無いと思っていたんだけど、Kindle Oasisの物理ボタンの快適さを知ったら戻れなくなった。右手で保持して添えた親指のところにあるボタンでページめくり。容量不足も解消して大満足。 pic.twitter.com/UQixWsnfny
— ててれけ (@tete_reke) July 17, 2022
皆さんにお伝えしたいことがあります。Kindle OasisはたとえPaperwhiteを持っていても買いです。
— Nostalgia (@tomohi_ro) February 6, 2021
最近ちょっとKindle Oasisの調子が悪いから買い替えたいけれど、Oasisの新型出ないかなあ。そろそろUSB Type-Cに対応してほしい😌
— 朝比奈 (ASAHINA) 🌈 PCゲーマーなIT技術者 (@ajisai_ff14) November 3, 2022
物理ボタンが便利だからPaperwhiteモデルじゃダメなんだ…!!
娘に私のKindle OasisとPaperwhiteを両方貸して、使ってみて気に入ったほうを買ってあげるよと伝えた件、やっぱりOasisのほうが使いやすいし画面も見やすくていいな~というのが当面の感想らしい。まあ、比べたらOasisのほうが良いに決まってるんだけどね。
— まかない引退おじさんかなぴん (@kanapin00) August 31, 2022
『Kindle Oasis』を愛用する方は物理ボタンの便利さにメリットを感じているようですね。
あなたにはどちらが合う?
『Kindle Paperwhite』と『Kindle Oasis』の違いが分かったところで、あなたに合うのはどちらなのか見てみましょう。
『Kindle Paperwhite』はこんな人におすすめ
- コストパフォーマンス重視の人
『Kindle Oasis』の特徴である、「ページ送りボタン」や「明るさ自動調整機能」に14,000円分の魅力を感じないのであれば、『Kindle Paperwhite』を選ぶといいでしょう。
『Kindle Oasis』はこんな人におすすめ
- 片手で本を読みたい人
- お風呂で本を読みたい人
- 快適に読書を楽しみたい人
- 高性能なKindle端末が欲しい人
「ページ送りボタン」のおかげで、片手でも読みやすく、お風呂で手が濡れていてもページをめくりやすい『Kindle Oasis』。毎日のようにKindleで読書をする方・読書量の多い方には、上位モデルで快適な使い心地の『Kindle Oasis』をおすすめします。
購入する時の選択肢「容量」「広告」「接続方法」
『Kindle Paperwhite』も『Kindle Oasis』も、購入する時に「容量」「広告の有無」を選択する必要があります。さらに『Kindle Oasis』は「接続方法」も選択できます。
選択するものによって価格も変わります。ひとつずつ見ていきましょう。
容量
Kindleの「容量」とは、本体に保存できるデータ量(冊数)のことです。『Paperwhite』では8GBと16GBから、『Oasis』は8GBと32GBから選べます。
後から容量を増やすなどの変更ができないので、自分の目的に合うのはどちらか見極めましょう。
読み終わった本は、Kindle端末から削除すれば容量不足にならないよ!
Kindle端末から削除してもクラウドには残るので、再度購入しなくてもダウンロードできます。ネット環境があるなら、読み終わった本を端末から削除して新しい本と入れ替えできるので、8GBで十分でしょう。
ギガバイトでは分かりにくいので、小説と漫画では何冊ぐらい保存できるのか表にまとめました。本によってデータ量にだいぶ開きがあるためざっくりです。
容量 | 小説 | 漫画 |
---|---|---|
8GB | ざっくり1200~7000冊 | ざっくり100~150冊 |
32GB | ざっくり5000~28000冊 | ざっくり400~600冊 |
小説なら数千冊保存できるので8GBで十分でしょう。漫画をシリーズで揃える方は容量の多い端末を購入した方が余裕があっていいかもしれません。本の入れ替えが面倒な方も容量が多い方がいいでしょう。
容量が倍になっても価格が倍になるわけではなく、差は数千円。後から容量追加できないことを考えると、お財布が許すなら容量が多い方を選んでおけば後悔はないですね。
広告の有無
広告つきと広告なしでは2000円の差。
スリープ時の画面やライブラリ画面下にAmazonの広告が出るか出ないかです。
広告は読書中には出てこないよ!
広告はセールの情報なども含まれるので、あえて広告つきを選ぶ方もいるようです。
ただし「広告つき」で購入した後に、「やっぱり煩わしいから広告なくしたい」と思っても広告なしにすることはできません。購入前にしっかり検討しましょう。
接続方法
『Oasis』は接続方法の選択肢があります。
「wifi」と「wifi + 無料4G」ですが、多くの方は「wifi」で問題ないでしょう。
「wifi + 無料4G」が必要のはどんな人かと言うと、
- 外出先などwifiがない状況でも本をダウンロードしたい人
- 自宅にWi-Fi環境がない人
です。
まとめ|『Kindle Paperwhite』と『Kindle Oasis』の違い
Kindle Oasisの方が軽いしライトが多いし、少しですが画面も大きいです。そして持ちやすい形状、なんといっても大きな違いは、物理ボタンがあるかないかということでした。
快適な読書を楽しむならKindle Oasisがおすすめですが、物理ボタンや明るさ自動調整に価格差の14000円を出せるかどうかがポイントですね。
たくさん本を読む方にはKindle Oasisが読書が捗ると人気のようですよ!
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